ディ・レスタ「目標はQ3進出」
フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、メルボルンのアルバート・パークで開催される今季の開幕戦であるF1オーストラリアGP（3月17日決勝）に向けて意気込みを語った。
Q：シーズン前テストでは、走行のほとんどを受け持ったわけですが、新たなシーズンに向けてうまく準備が整えられたと感じていますか？
ディ・レスタ：この冬はとても建設的だったよ。記憶にある限り、このチームとしては最高の冬だったんじゃないかな。僕もサーキット内外を問わず、かなりの準備を進めることができた。レースドライバーとして3年目を迎えるし、チームも同じだ。この一貫性が今年は重要な意味を持つことになると思うよ。
Q：新車発表のときには、具体的な目標を掲げたりはしませんでした。冬のテストによってチームの競争力に関するいい感触を得られましたか？
ディ・レスタ：僕たちがほかのチームと比べてどうなのかということは、メルボルンに行って初めて分かることだと思っている。テストでのラップタイムは分かっているけれど、誰もが自分たちのプログラムをこなすことに集中しているから、それで決めてかかるわけにはいかないんだ。言えることは、僕たちが昨シーズンよりもさらに上を目指しているということだし、メルボルンに向けての目標は予選Q3に進出し、ポイントを獲得するためにレースをすることだよ。
Q：冬の間に特に注力したことはなんでしたか？
ディ・レスタ：タイヤを理解することにかなりの精力を注ぎ込んだと思うよ。ピレリが持ち込んだ新しい2013年用のコンパウンドは昨年のものと比べるとかなり挑戦的なものとなったようにみえるし、それによってかなり忙しくさせられたね。技術チームの体制は安定しているから、それが有効に作用しているし、僕たちはクルマにさらなる一貫性を与えようと頑張ったんだ。できる限りの準備は整ったけれど、開幕からの2戦、オーストラリアとマレーシアは1年のうちでもかなり厳しいレースになるからね。どのチームの力もすごく接近しているようだし、メルボルンではどういうことになるのか、面白くなりそうだ。
