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ベッテルの実力を疑うのは「バカげている」とデイモン・ヒル

2013年03月09日(土)21:37 pm

2010年に史上最年少F1ワールドチャンピオンになって以来、一度も王座をほかのドライバーに譲ることなく2013年シーズンを迎えるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。ミハエル・シューマッハ以来の3年連続F1ワールドチャンピオンとなったベッテルだが、その実力はときに疑問視されることがある。

2013年F1シーズン開幕が迫るなか、ベッテルは常にいい走りをしているわけではないという意見が多い、と『Speed Week(スピード・ウィーク)』が報じた。これに対して、「バカげている」ときっぱり言い放ったのは1996年のF1ワールドチャンピオンで、イギリスの『Sky(スカイ)』局の解説者に返り咲いたデイモン・ヒルだ。

「ちょっとバカバカしいね。ベッテルはデビュー以来100戦で26勝している。4分の1以上だよ。これ以上、ベッテルになにを望むんだ?」

「(ベッテルへの厳しい意見は)年齢のせいかもしれないね。けれど、ベッテルがなんの記録を更新してきたかみんな知っているよね。そうなると、気になるのはひとつだ。10年後、ベッテルの記録はどうなっているんだろうか?」

「もちろん、ベッテルはレッドブルでいい環境にあり、エイドリアン・ニューイはおそらくF1最高のマシンデザイナーだろう」

「しかし、2010年と2012年のドライバーズタイトル獲得は決して楽な道のりではなかった」

「この先3、4年の選手権はベッテルの時代が続くと私は思う。2013年の大本命がベッテルにならない理由は見当たらないね」

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