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ベネズエラのチャベス大統領死去。マルドナードへのF1支援は?

2013年03月06日(水)12:44 pm

ベネズエラのウゴ・チャベス大統領が5日(火)に死去。後任者によっては、モータースポーツ界へ影響が出る可能性もある。

チャベス大統領はこれまで、国営石油企業PDVSAを通じて同国出身のF1ドライバーであるパストール・マルドナードなど、モータースポーツ活動も支援。2012年にはマルドナードの所属するウィリアムズへのスポンサー料が4,600万ドル(当時のレートで約36億2,250万円)であることも明らかになっていた。

ベネズエラは産油国だが、チャベス大統領による指揮の下、キューバなど反米派の同盟国へ安価で石油を輸出していた。また、石油産業の利益を貧困層へ再分配したことで貧困層からの支持は強いものの、経済界との対立は深いとも言われる。

チャベス大統領の死去により、ベネズエラは30日以内に大統領選の手続きを行うという。野党側が大統領選に勝利した場合には、政策の転換は確実とみられており、モータースポーツ界への支援にも影響が出る可能性も浮上している。

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