スズキは、ハイトワゴンタイプの新型軽乗用車「スペーシア」を3月15日(金)より発売する。価格は122万8,500円からとなる。
「スペーシア」は、拡大している軽ハイトワゴン市場に向け、「広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴン」をコンセプトに開発された軽乗用車だ。クラストップの室内長を誇る大きな空間に、スズキが軽ワゴンで培った使いやすく乗り降りしやすいパッケージングを採用。広く開放的な室内空間は、特に多数を占める女性ユーザーの視点を取り入れた使いやすさと、運転のしやすさが考慮され、乗る人にやさしい機能や装備が採用されている。
エクステリアは、ピラーを立て、ルーフ幅を広げたボクシーなロングルーフデザインに、シンプルで親しみやすいフロントデザインを採用。全てのピラーをブラックアウト化し、連続したガラスエリアによる開放感を演出している。ボディーカラーは、新色となる「キャンドルオレンジメタリック」、「フォレストアクアメタリック」をはじめ、個性的な2トーンルーフなど、全11色が設定される。
インテリアは、インストルメントパネルの上面を低くしオーディオ部を前に配置することで、使い勝手を考慮した上下2段構成とされ、上部はブラウン、下部は明るいベージュの2トーンカラーでまとめられた。広いガラスエリアと、明るく開放的な印象のインテリアによって、より広く開放的なイメージを演出している。また、スイッチを押すだけで自動開閉するワンアクションパワースライドドア(軽自動車初)も導入。簡単に操作できる多彩なシートアレンジや、大開口・大容量の荷室スペースなど機能性も充実されている。
さらに、90kgの軽量化が図られたことと、スズキの次世代環境技術「スズキグリーンテクノロジー」が採用されたことにより、クラストップの低燃費29.0km/リッターを実現。全車種がエコカー減税の免税対象車となる。
<「スペーシア」のモデルと価格>
G/122万8,500円(2WD)・134万6,100円(4WD)
X/132万3,000円(2WD)・144万600円(4WD)
T/141万7,500円(2WD)・153万5,100円(4WD)
※エンジンはいずれも660cc DOHC(Tはターボ付)
※トランスミッションはいずれもCVT