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メルセデスAMGはレッドブルを追う「2番手グループ」

2013年02月26日(火)10:55 am

2012年F1シーズンが終了してから、メルセデスAMGは「重要な一歩を踏み出した」。こう語るのは、新たにメルセデスの株主になったニキ・ラウダだ。

しかし、メルセデスAMGのふたりのドライバー間には温度差があるようだ。ニコ・ロズベルグは今シーズンの後半で優勝することを期待しているが、ルイス・ハミルトンはどうやらそれほどでもないらしい。

今シーズン、マクラーレンからメルセデスAMGへ移籍したハミルトンは先週、バルセロナで行われた2回目のF1開幕前テスト(2月19日~22日)を終えると「僕たちは今のところ、レースで勝つことを見据えていない」と述べた。

「前にも言った通り、僕たちはトップ10に入れることを目指している」とハミルトンは語っていた。

多くの関係者は、このハミルトンの発言に悲観と現実が入り交じっていると受け止めている。

しかし、過去に3度F1王者に輝いたラウダはブラジルの『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』に対し、自信たっぷりにこう語った。

「われわれがレッドブルよりも勝っている、と言っているのではない。彼らはまた、最速のクルマを手にしたみたいだからね」

「だが、昨年と比べてわれわれは重要な一歩を踏み出した。前進したんだ」とラウダは語り次のように続けた。

「われわれのクルマに慢性的な問題は無く、より一層開発できる可能性を多大に秘めている。そしていま、まさにそれに取り組んでいるのだ」

さらに、「マクラーレン、フェラーリ、そしてロータスと同じグループにいると考えている」とラウダ述べた。

「このグループのチーム同士の差はわずかだ。そして、レッドブルと私どものグループの差も同様だ」

ラウダはまた、ハミルトンがメルセデスAMGで迎える初めてのシーズンで期待以上の働きをしようとしているのを感じている。

「ルイスは当初、メルセデスAMGで勝つのはとてつもない挑戦だと考えていたはずだ。でも、いまはおそらく、そこまでではないと感じていると思う」とラウダ語った。

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