フェラーリのエンジン責任者ルカ・マルモリーニは20日(水)、『Speed Week(スピード・ウィーク)』に「カスタマーチームは、エンジンサプライヤーにとってとても重要な存在」だと語った。
しかし、ルノーエンジンへの移行を検討しているとされるトロ・ロッソに対し、「来シーズンもエンジンを供給するかは分からない」と述べ、2013年シーズンをもってトロ・ロッソへのエンジン提供を打ち切る可能性があることを認めた。
2014年から現在よりも高額なV6ターボエンジンに変更されることから、カスタマーチームはエンジンサプライヤー選びを行っているとみられる。トロ・ロッソの姉妹チームであるレッドブルはルノーエンジンを搭載しているため、2014年からトロ・ロッソもルノーエンジンを使用するのではないかと以前から話題となっている。
フェラーリは現在、トロ・ロッソとザウバーにエンジンを提供している。