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ブエミ、トヨタTS030のハイブリッド・システムは「感動的」

2013年02月19日(火)20:00 pm

今年はル・マン24時間以外のレースへもトヨタからWEC(世界耐久選手権)へ参戦するセバスチャン・ブエミが、現在の心境を語った。

Q:2012年、耐久レースのルーキーとして、何を学んだか?

ブエミ:ル・マン24時間レースは世界的なイベントであり、出場することは大きなチャレンジであり、ずっと出場したいと思っていた。大きな速度差のある車両によるレースであり、ドライバーにとってもチャレンジングだが、その状況にはすぐに慣れて、自分自身楽しむことができた。もう一つの大きな違いは夜間走行があることだった。周辺は非常に暗く、視界も悪い。集中力を維持し、リズムに乗って走る必要があった。

Q:トヨタ・ハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)はドライバーとしてどう感じるか?

ブエミ:ハイブリッド・システムが働いて300馬力が上乗せされたときは、感動的だ。チームメイトから特別な感覚だと伝えられてはいたが、初めて実際にドライブするまでは、どんなものなのか予想もできなかった。とにかく、TS030ハイブリッドのパフォーマンスには感銘を受けた。ドライバーに自信を与えてくれ、本当にドライブするのが楽しかった。

Q:再びWECを戦うのは楽しみか?

ブエミ:WECシリーズのスタートが待ちきれない。昨年のル・マン24時間レースも素晴らしい経験だったが、今年はさらなる自信を感じている。残念ながらわれわれはチェッカーフラッグを受けることはできなかったが、次回こそという決意をさらに強めることとなった。チームは本当に強く、昨年既に勝利を挙げているだけに、われわれも上位争いをするチャンスがあると思う。

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