ザウバーの2013年型F1マシンC32に対し、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)の足が大きすぎるらしい。
ザウバーへ移籍を果たしたヒュルケンベルグは先週、1回目のF1開幕前テストが行われたヘレス・サーキットにて、新たなキャリアをスタートさせた。しかし、長身のヒュルケンベルグは、レーシングブーツが大きすぎるため、アクセルとブレーキのペダルを思うように踏めないことに気付いたようだ。
しかも、ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、「クルマを作り替えることはできない」と報じている。
ヒュルケンベルグは、「もっと足もとにスペースが生まれるように、レーシングブーツのかかと部分のゴム製ソールをカットした」と認めている。
一方で、ザウバーの新型車は先週のテストで存分に存在感をアピールしたようだ。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、『Blick(ブリック)』紙にどのクルマに一番驚いたかと尋ねられ、「ザウバー」と即答している。
「2012年シーズンと同様、ザウバーはまたいいクルマを作ってきたね」とホーナーは述べた。