ポルトガル人ドライバー、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタのトロ・ロッソ入りが近いうちに実現するだろう。
そう話すのはダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)と共にレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソで2年目のシーズンを迎えるジャン・エリック・ベルニュだ。
ダ・コスタがレッドブルの姉妹チームであり、ルーキー育成の場として位置づけられているトロ・ロッソ入りするのは時間の問題とされる。
21歳のダ・コスタは、今シーズンのフォーミュラ・ルノー3.5シリーズで優勝候補筆頭に挙げられている。
論理的に行けば、ダ・コスタの次なるステップはトロ・ロッソ入りだ。
もしそうなればチームから放出される可能性が少なからず出てくるベルニュだが、「そんなに心配はしていない」とブラジルの『Totalrace(トータルレース)』に述べた。
「今シーズン、いいパフォーマンスを見せられる自信が僕にはある。昨シーズンと比べてクルマは間違いなく進化しているし、僕自身もより多くの経験を積んで良いドライバーへ成長した。この相乗効果で自然と良い結果を出せるはずさ」
ダ・コスタが2014年のトロ・ロッソのドライバー候補に挙げられていることについて尋ねられたベルニュは、「その件については何も問題はないよ。それがレッドブルの方針だから」と話した。
「僕も同じ道をたどった。アントニオはいいドライバーだよ」
「もしこのまま順調に行けば、彼はF1にいてしかるべきドライバー。レッドブルのポリシーにしたがって、もし僕かダニエルに上のチーム(レッドブル)で走れるだけの実力がついたら、トロ・ロッソに空きができるわけだからね」とベルニュは加えた。