ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)は、2014年のレッドブル昇格を目指していると明かした。
ベルニュは、レッドブルの育成ドライバーであり、昨年に若手養成チームとして位置づけられるトロ・ロッソでF1デビューを果たした。そのベルニュは、レッドブルのマーク・ウェバーが契約を延長しなかった場合、自分とチームメートのダニエル・リチャルドが、レッドブルのドライバー候補になる可能性があると話した。
「いい仕事をすれば、僕らのどちらかがレッドブルへ行くかもしれない。空きがあればの話だけどね」というベルニュの言葉をフランスの『L’Equipe(レキップ)』が伝えている。
「そうなったら最高だけれど、そのことは頭の片隅にしかないよ」
そのためには2013年に印象付ける必要があり、多くはトロ・ロッソの新車STR8にかかってくる。
フランスの『AFP通信』は、次のようなベルニュの言葉を伝えている。「細かいことは言わないけれど、去年はクルマに足りない部分が多かった」
「走りづらくて、メカニカル的に解決することが不可能だった」
「ほかのチームでは、どのドライバーも自分のクルマが一番だ、自分が一番で、全レースで勝つと思っているよ。だから、僕は同じことは言わない」と言ってベルニュは笑った。