ドイツのモータースポーツ専門誌が、王者レッドブルに対してザウバーがスパイ行為をしているのではないかと皮肉交じりに報じた。
2日(土)、極度にスリム化されたサイドポッドと、側面から見ると段差が存在しないように設計された特徴的なノーズを搭載した2013年F1マシンC32を発表したザウバー。しかしその特徴が、翌日3日(日)に発表されたレッドブルの2013年F1マシンRB9のものと「非常に似通っている」と、ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』の記者ミハエル・シュミットが指摘している。
レッドブルはRB9を昨年のマシンの単なる「進化系」と位置づけており、また同チームの最高技術責任者エイドリアン・ニューイも新マシンのコンセプト自体が既に時代遅れだとコメントした。
そんなニューイはこう語る。「すべてのマシンと同じように、このマシンも常に変化し続けている。開発が重要なカギとなる」