今季、フォース・インディアからザウバーへ移籍したニコ・ヒュルケンベルが、今シーズンに向けての抱負を語った。
Q:2013年のF1シーズン開幕がだんだん近づいています。もうアドレナリンが噴き出ていますか?
ヒュルケンベルグ:いや、まだだよ。でもメルボルンで最初のレース(3月17日決勝)を迎える瞬間は、間違いなく心臓の鼓動が高まるだろうね。
Q:冬の間の準備はうまくいきましたか?
ヒュルケンベルグ:とてもうまくいったよ。2週間のトレーニングキャンプと集中的なフィットネストレーニングは理想的な組み合わせだった。
Q:ザウバーF1チームはどんな活躍を見せてくれそうですか?
ヒュルケンベルグ:昨年の堅実な基盤の上にさらに積み上げてゆく必要があるし、いい結果を手に入れなくてはならないね。でも、また新しいシーズンが始まるわけだ。新たな戦いだから、ツキがあることを祈るよ。ただ、サーキットで実際に走ってみるまではどうなるかは本当にわからないし、その時点でわかってくるはずだよ。
Q:ザウバーF1チームでは、ファンとの間に緊密な関係を築こうとしていますが、それについてはいいことだと思いますか?
ヒュルケンベルグ:ファンはどのスポーツにおいても重要なものだよ。もしファンからすごくたくさんメールをもらえば、とても親しみを覚えるしね。僕は全部に答えようと頑張っているんだ。
Q:テストは非常に過酷なものとなります。それに対してどのように備えますか?
ヒュルケンベルグ:身体を鍛え上げることと、エンジニアたちと徹底的に作業をすることだね。でも、実のところ、クルマに乗れるのが楽しみで仕方ないよ。
Q:新しいクルマになじむのにどれくらい時間がかかりそうですか?
ヒュルケンベルグ:いろんな要素がからんでくるからね。すべての細かいことまで慣れるには、2、3日かかるだろう。大抵、調整作業が完了したころには、もう最初のレースがスタートすることになるものだよ。
Q:チームメートについてはどれくらい知っていますか?
ヒュルケンベルグ:まだお互いをよく知り合えるところまではきていないけれど、ときどきパドックで顔をあわせていたし、彼(エステバン・グティエレス)のことはチームメートとして尊重しているよ。
Q:今シーズンにおいて、もっとも大きな挑戦となることは?
ヒュルケンベルグ:すべてのレースにおいて安定していいパフォーマンスを発揮してみせることだね。