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ザウバーの女性代表「プレッシャーを感じている」

2013年02月02日(土)22:56 pm

2日(土)に2013年F1の新車発表を行ったザウバーのチーム代表、モニシャ・カルテンボーンが今シーズンに向けての抱負を語った。

Q:3日後には、ザウバーC32フェラーリが実際に初めてサーキット走行を行うことになります。それに向けてどのように感じていますか?

カルテンボーン:とてもワクワクしています。新車の初走行は毎年とても特別なことですから。ほぼ1年かけてこのために頑張ってきましたし、どれだけいい仕事ができたかという最初の答えを得ることになります。チーム全員がそれぞれの役割を担ってきたわけですから、みんながこの瞬間をワクワクしながら迎えることになりますね。

Q:あなたの予想はいかがですか?

カルテンボーン:その質問は、毎年受けるもののひとつですが、常に答えることが難しいものでもあります。言えることは、私たちの準備は整っているということです。新車は余裕をもって完成させることができましたし、わたしたちが内部的に設定していたパフォーマンス目標に到達することもできました。それによって自信を得ることができました。ですが、実際にどれだけの力があるのかということは、メルボルンで行われる開幕戦(3月17日決勝)を迎えて初めてわかることでしょう。

Q:チーム代表という立場で新しいシーズンを迎えるのは初めてですね。それはあなたにとって特別な状況ですか?

カルテンボーン:イエスでもあり、ノーでもあります。一方では、チーム代表になったからといってそれほど変わったわけではありません。すでにその前からいろんなことにかかわっていましたからね。チーム代表による会議などにもすでに何度か出席していましたし。ですが、一方では、やはり特別なことでもあります。今ではすべての責任が私の肩にかかっているわけですからね。もちろん、そのことによってさらにプレッシャーを感じていますよ。

Q:今シーズンはどういったことを目指しますか?

カルテンボーン:昨年はいくつかのよい基盤を整えることができました。今年はその基盤の上に、チームとしてさらに改善を重ねていきたいと思っています。

Q:具体的にはどのようなことですか? チーム別ランキングで5位を目指すということでしょうか?

カルテンボーン:ランキングを何位で終わりたいということを言っているわけではありません。最終的にはさまざまな要素がからんでくるでしょうし、そうしたものは自分たちではどうしようもないことですから。ですが、はっきりしているのは、右肩上がりであり続けたいということです。

Q:ドライバーたちには何を期待しますか?

カルテンボーン:エステバン・グティエレスとは2010年からの付き合いですが、わたしたちは彼を着実にF1の世界に招き入れることができました。彼もいよいよその最終段階に入る準備が整っています。彼にはすぐにF1に慣れ、その大きな才能を結果という形で現して欲しいと思っています。

カルテンボーン:ニコ・ヒュルケンベルグはさまざまな状況においてわたしたちを感心させてくれました。彼にはスピードがあるだけでなく、もっとも重要なことである効率的な走りをしてみせたからです。そうした効率的な走りを今シーズンも再び見せて欲しいと願っています。

カルテンボーン:そして、もちろん彼には技術面での経験による貢献も期待しています。わたしたちが力強いドライバーをそろえられたということは間違いありません。テストドライバーであり、リザーブドライバーでもあるロビン・フラインスについては、今年はまず可能な限りのことを学び取るための年になります。

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