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ヴォルフ、ウィリアムズ株主としての責任

2013年01月30日(水)9:49 am

ウィリアムズの株主で元取締役だったトト・ヴォルフが、今季からメルセデスに移り、メルセデスAMGの株30%を取得し、メルセデスのモータースポーツ責任者に就任している。

妻のスージー・ヴォルフはウィリアムズに残り、夫婦でライバルチームに所属することについて、トト・ヴォルフは今週、複雑な心境だと語った。

オーストリアのテレビ局『ORF』のインタビューで、ヴォルフはウィリアムズについてこう話した。「株主として、道義的責任はもちろん業務上の責任もある」

「私にとって大切な人が大勢いる。フランク・ウィリアムズや娘さん(クレア)、ほかにも大勢だ」

「ある日突然、“これでこのシャツは脱いで別のを着る”と言ったりはできない。そんなことは不可能だし、そうしたくもない」

「今あるのは体制の問題であり、利害の対立を避けることだ」

ヴォルフが最終的にウィリアムズの株を売却するのかどうかについては、はっきりしていない。

『Telegraph(テレグラフ)』によると、F1のビジネス・ジャーナリストであるクリスチャン・シルトに対してヴォルフはこう語った。「そのためには、あらゆる選択肢を考慮しなければならない。フランク・ウィリアムズが買い戻すのか、今いる投資家の誰かが買うのか。あるいは、組織としての立場で見て、容認でき、適切だと思える限りは私が保有し続けるのかだ」

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