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フェラーリ、2013年型車に段差ノーズはなし

2013年01月29日(火)5:11 am

フェラーリの2013年型F1カーは、段差ノーズのないものとなることが明らかとなった。

昨年、レギュレーション対応のためにほとんどのF1チームはクルマのノーズに段差を設けていたが、その見た目がファンの不評をかっていた。F1を統括するFIA(国際自動車連盟)はこれを受け、2013年シーズンはその段差部分を「(クルマの)構造物に該当しない」板状のもので覆うことを認めることにしている。いわば「目隠し」のようなその薄板の採用は必ずしも義務付けられているものではない。

2月1日(金)にフェラーリの新車が公式発表されることになっているが、スペインの『Marca(マルカ)』は、フェラーリの今季型F1カーのノーズが段差のないものになると報じた。

記者のマルコ・カンセコは、フェラーリの新車について「見た目にはノーズに段差は設けられていない。だが、クルマの下部へ空気の流れを導くために、ノーズ位置は高いままとなっている」と書いた。カンセコはそれに加え、フロントとリアのウィングについては「ライバルたちにヒントを与えない」ようにするために、新車発表時には「詳細までは明らかにされないだろう」と続けている。

『Marca(マルカ)』はさらに、フェラーリの新車はサイドポッドが小さくなり、2012年型車同様にプルロッド方式のフロントサスペンションと、レッドブル型のコアンダ効果(※)を持つ排気レイアウトが採用されているとも付け加えている。

(※)コアンダ効果とは、勢いよく流れる流体(水や空気)が近くの物体に引き寄せられる効果のこと。

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