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メルセデスAMGの新役員ヴォルフ、チーム首脳交代のうわさにコメント

このほどメルセデスAMGの役員に就任したトト・ヴォルフは22日（火）、重役人事にからむうわさを否定した。ヴォルフはチーム代表のロス・ブラウンを降ろし、替わりにマクラーレンの技術責任者パディ・ロウを招き入れると報じられていた。

今やチームのトップであるばかりか、株式の30％を握っているヴォルフ。マクラーレンの技術責任者であるロウを巡って「さまざまな憶測」が流れていることは、さすがのヴォルフもマスコミに認めざるをえないところだ。

この日はマクラーレンとメルセデスAMG、いずれのチーム広報も口を堅くつぐんでいたが、近年、数々のスクープを連発している『BBC』のF1解説者エディー・ジョーダンは、立て板に水のごとく次のように語った。

「パディ・ロウはメルセデスAMGに加入するよ。この先、ブラウンとフライ（ニック・フライ／メルセデスAMGのCEO）は長くないだろう」

ところが、ブラウンやフライ、あるいはロウ絡みの話は「ウソ八百」と、ヴォルフは次のように語る。

「あなたと同様、私も新聞で知ったよ。これ以上、何を話せっていうんだい」とヴォルフは一連のうわさを否定した。