メキシコが、来年のF1カレンダー復帰を目指している。
F1統括団体FIA(国際自動車連盟)のメキシコ代表ホセ・アベードが、2014年の開催地は首都メキシコシティーのエルマノス・ロドリゲス・サーキットになると述べたと伝えられている。
このサーキットは、1992年までF1メキシコGPを開催していたが、F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、大規模な改修をしない限り現代のグランプリには適さないと話している。
スペインの『AS』紙は、アベードがこう話したと伝えた。「(サーキットを)改善する計画は用意できており、改修を済ませて2014年からF1に復帰する」
アベードによると、改修にかかる費用は2,000万ドル(約18億円)で、レース開催の認可費用として毎年3,000万ドル(約26億円)が必要という。
今季からマクラーレンに移籍したセルジオ・ペレスと、ザウバーからデビューするエステバン・グティエレスは、いずれもメキシコ人である。