ピレリが23日(水)、ミラノで2013年のF1タイヤ発表会を行う。この場で小林可夢偉のF1テストドライバー就任が発表されるのではないかとのうわさも流れている。
昨年限りでザウバーのシートを失い、ファンにも募金という形で協力を求めながら資金を集め、有力チーム入りを目指していた可夢偉だが、シート獲得に失敗。今季はまだ所属先が決まっておらず、ピレリのテストドライバーとして1年過ごし、2014年のF1レース復帰を目指す可能性もあるとされていた。
そんな中、フランスやイタリアのメディアは、ピレリが23日の発表会で可夢偉のテストドライバー就任を発表するだろうと報じている。
しかし、ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、一連の報道にツイッター上で反応。2012年のF1テストドライバーであるルーカス・ディ・グラッシとハイメ・アルグエルスアリがレースシートを獲得しない限り、今年のF1テストドライバーに起用しない理由はないと発言した。
だが、ヘンベリーは以前、可夢偉にF1テストドライバー就任をオファーする可能性もあると認めていただけに、誰がピレリの今季F1テストドライバーになるのか目が離せない。