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フォース・インディア、F1チーム解散報道を否定

2013年01月21日(月)8:17 am

フォース・インディアは、チーム代表を務めるビジェイ・マリヤの財政問題がF1チームの存続を危うくしているという報道に対して強く反論した。

『Italiaracing(イタリアレーシング)』誌は、マリヤが「深刻な経済的困難」に直面しており、F1最高責任者のバーニー・エクレストンが「チーム救済策に取りかかった」と伝えた。

また記事は、HRTの元チーム代表コリン・コレスや、追放処分を受けた経験があるフラビオ・ブリアトーレのF1復帰の可能性にも触れている。

これを受けてフォース・インディアは18日(金)、記事の内容を否定し、今回の報道は「増え続けている無責任なオンライン報道の一部によってチームが標的にされたもの」と非難した。

チームの広報担当ウィル・ヒングスはさらに、フォース・インディアが危機にあるという報道は「事実無根」であり、「F1界のニュースが(少なく)限られている時期」だから出た話だと述べている。

「チームは新車の開発を進めており、2013年の新車と新たなパートナーシップの発表を心待ちにしている」とチームからのリリースは結ばれている。

しかし、ドライバーのポール・ディ・レスタは、2013年のチームメート決定がこれほど長引いていることに「驚いている」と発言しており、2人目のドライバー決定は、2月以降にずれ込むと伝えられている。

チームの声明に対して『Italiaracing(イタリアレーシング)』のマッシモ・コスタは、「チームの立場を喜んで受け入れる」としながらも、「無責任な報道という非難はきっぱり否定する」と述べた。

チームからの非難は「信頼性と正確性という(雑誌の)伝統を反映していない」とコスタは反論している。

「また、記事の基にした情報源の信頼性に自信を持っていることも改めて明言する。もちろん、報道した件が、サハラ・フォース・インディアチームにとっていい方向に展開することを心よりお祈り申し上げる」とコスタは付け加えている。

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