アウディ、新型「R8」の先行予約受付を開始

アウディ・ジャパンが、初春に発売予定の新型「R8」の先行予約受付を18日（金）に開始。販売予定価格は1,749万円から2,359万円になっている。

R8は、アウディがル・マン24時間などのモータースポーツ活動で培ったレーシングカーの遺伝子を持つ量産スポーツカー。アウディ・スペースフレーム（ASF）採用の軽量アルミボディーに、FSIガソリン直噴エンジンをミッドシップに搭載し、フロント43％、リヤ57％という理想的な重量配分を実現。また最新世代のquattro（クワトロ・フルタイム4WD）システムなどを組み合わせ、スポーツカーとしての素晴らしいロードパフォーマンスはもちろん、あらゆる状況下において高い安全性を確保した。

新型R8は、従来のRトロニック・シーケンシャルギヤボックスに代わり、素早い変速とダイレクトな動力伝達を可能とする新開発の7速Sトロニックトランスミッションを搭載。これにより0-100km／h加速タイムは、先代Rトロニック比で－0.3秒を記録（クーペ4.2 FSIクワトロ4.3秒、クーペ5.2 FSIクワトロ：3.6秒、スパイダー5.2 FSIクワトロ：3.8秒）。マニュアルトランスミッションをもしのぐ加速性能、および省燃費性能を実現する。

エクステリアでは、新形状のLEDヘッドライトやリヤコンビネーションランプが採用され、同時にフロントバンパーやラジエーターグリル、ミラー、ディフューザー、エグゾーストパイプなど細部にわたり形状が変更。さらにはリヤのR8バッジも一新された。

インテリアではセンターコンソールまわりにハイグロスブラックパーツを配している。またパワーウインドウスイッチなどにはアルミニウム調パーツを採用、シフトパドルも新形状となり、より操作性と質感を高めた。機能部品ではブレーキシステムにも変更が加えられ、より放熱性に優れ軽量な外周が波形をしたウェーブブレーキディスクを搭載。キャリパーは新しいロゴを配したブラックキャリパーとなっている。

新型R8では、クーペ4.2 FSIクワトロ、そして新たにクーペ5.2 FSIクワトロにマニュアルトランスミッションも選択可能だ。

新型R8各モデルの概要と価格
モデル：R8クーペ4.2 FSIクワトロ
エンジン：V型8気筒4.2リッターDOHC
トランスミッション：6速 マニュアル
販売予定価格：1,749万円

モデル：R8クーペ4.2 FSIクワトロ
エンジン：V型8気筒4.2リッターDOHC
トランスミッション：7速 Sトロニック
販売予定価格：1,819万円

モデル：R8クーペ5.2 FSIクワトロ
エンジン：V型10気筒5.2リッターDOHC
トランスミッション：6速 マニュアル
販売予定価格：2,069万円

モデル：R8クーペ5.2 FSIクワトロ
エンジン：V型10気筒5.2リッターDOHC
トランスミッション：7速 Sトロニック
販売予定価格：2,139万円

モデル：R8クーペ4.2 FSIクワトロ
エンジン：V型10気筒5.2リッターDOHC
トランスミッション：7速 Sトロニック
販売予定価格：2,359万円

全モデル共通
駆動方式：クワトロ
ハンドル：右／左