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2013年F1カーは2012年型とよく似ているとフェラーリ

2013年01月18日(金)10:09 am

フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリが、フェラーリの2013年型車は、昨シーズンのモデルと見た目はあまり変わらないと認めている。

今季は、2014年に控えた1.6リッターV6ターボエンジンへの切り替えを中心とした大幅なルール変更へ対応するために、F1の各チームは複雑な移行準備作業も同時に進めなくてはならない。それによって今シーズンは、順位が大きく変動することになるのではないかとみられている。

フェラーリの2013年型F1カーについて尋ねられたドメニカリは、「見た目の美しさという観点からは、2012年のクルマとそれほど変わらないだろう」と語っている。

だが、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、排気口周辺は「うまく改良」されており、フェラーリとしてもこれまで以上に「レギュレーションの境界線」ギリギリのところを狙っている、というドメニカリのコメントを紹介している。

さらにドメニカリは、『Tuttosport(トゥットスポルト)』に対し、2013年F1シーズンは間違いなく、これまでになく厳しいシーズンになるだろうと認め、次のように語っている。

「ルールによって予算や要員数が限られているから、非常に繊細な仕事になる」

ドメニカリは、昨シーズンとほとんど同じルールのもとで2013年シーズンを戦いながら、かつ、まったく新しいターボエンジン時代に向けた準備を同時に進めなくてはならないことに言及し、さらに次のように続けた。

「それに、もしタイトルに手が届きそうになければ、チームによっては2013年の夏には今季のクルマの開発をやめるか、あるいはかなり制限することになるだろうと読んでいるよ」

「われわれは、あくまでもタイトルを狙ってゆくつもりだからそういう可能性はないがね」

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