ロバート・クビサが、メルセデスのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)参戦車両でテストを行うことになったと、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が報じた。
2011年のF1シーズン開幕前にラリーでの事故により大けがを負ったクビサだが、その後レース復帰に向けてリハビリを続け、昨年は小規模なラリーレースに数戦出走するなどしていた。
今年も、ヨーロッパで何レースかのラリーに出走するのみだと考えられていたものの、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、DTM参戦という新たな選択肢が出てきたと伝えている。
記者のトビアス・グルーナーは、「しかし、まずはテストに臨むことになる」と続け、スペインのバレンシアで来週クビサのテストが行われるとしている。
だが、メルセデスは、クビサが2013年のDTMシリーズのドライバー候補にのぼっているとも、テストを行うということも、今のところ何も発表していない。