メルセデス・ベンツ日本が、「Aクラス」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、あらゆる面で進化を遂げた新世代スポーツコンパクトとして、17日(木)に発売。価格は284万円から420万円になっている。
新型Aクラスのエクステリアは、新世代スポーツコンパクトにふさわしいスポーティーでスタイリッシュなデザインに生まれ変わった。インテリアは、コンパクトクラスで唯一、全モデルにヘッドレスト一体型スポーツシートを採用するとともに、「SLS AMG」の流れをくむ丸型のエアアウトレットや大きく立体的なトリムをあしらったダッシュボードなど、インテリアもアグレッシブでスポーティーな空間を演出している。
新型Aクラスは、走行性能の面でもアグレッシブさを強調。ワイド&ローのプロポーションとともに低重心化を実現、スポーティーな走行フィールに磨きをかけた。
「A 250シュポルト」は、AMGが開発の初期段階から携わったハイパフォーマンスモデルで、最高出力210PSのハイパワーを誇る新開発2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載するとともに、AMGが特別に開発したフロントアクスルとサスペンションを専用装備。エクステリアには、コンセプトカーから引き継いだ「ダイヤモンドグリル」をはじめ、随所にあしらわれたレッドラインが特別なモデルであることを強く印象付ける。さらにインテリアにおいても、ステアリングホイールなどにレッドのアクセントがあしらわれており、室内を特別な空間に仕立てている。
「A 180ブルーエフィシエンシー」および「A 180ブルーエフィシエンシー・スポーツ」には、最新の1.6リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。最新の直噴システム「ブルーダイレクト・テクノロジー」やアイドリングストップ機能により、最高出力122PS(従来比+6PS)、最大トルク200Nm(従来比+45Nm)の優れた動力性能を実現しながらも、燃費は15.9km/L(JC08モード)と従来モデル比で約34%向上した。
安全面でも、Bクラスにコンパクトクラス世界初として導入されたレーダー型衝突警告システム「CPA」を全モデルに標準装備したほか、車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」や、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」などを含む先進の安全運転支援システム「セーフティパッケージ」を全モデルにオプション設定している。
また、駐車時のストレスを軽減するため、パーキングアシストリアビューカメラを全モデルに標準装備するとともに、縦列駐車時にステアリング操作を自動的に行う「アクティブパーキングアシスト」も設定した。
<メルセデス・ベンツ新型Aクラス>
A 180ブルーエフィシエンシー
エンジン:1.6L 直噴ターボ
ハンドル:右
価格:284万円
A 180ブルーエフィシエンシー・スポーツ
エンジン:1.6L 直噴ターボ
ハンドル:右
¥335万円
A 250シュポルト
エンジン:2.0L 直噴ターボ
ハンドル:右
価格:420万円