BMWは、新型モデル「M6グランクーペ」の受注受付を16日(水)より開始した。価格は1,730万円。納車は5月からとなる予定だ。
M6グランクーペはハイパフォーマンスカーとしての運動性能と、美しいスタイリングが融合されたM6シリーズのトップエンドモデルとなる4ドアクーペ。最高出力560馬力という圧倒的なパワーを誇る高回転型4.4リッターV8ツインターボエンジンを搭載するとともに、7速MダブルクラッチトランスミッションやアクティブMディファレンシャル、カーボンファイバー製ルーフなど、数々の革新的テクノロジーが取り入れられており、0-100km/hをわずか4.2秒で達成する実力を備えている。
エクステリアでは、ハイパフォーマンスエンジンおよびブレーキに大量の冷却用空気を導入する大型エアインテークを備えたフロントエプロン、ダイナミックさを強調したLEDヘッドライト、専用キドニーグリル、さらには専用デザインの20インチMライトアロイホイールなどが個性を引き立たせている。
2ドアのM6クーペより115mm拡大されたホイールベースにより、滑らかにリヤに向かって流れるルーフライン、ボディーサイドを流れるウエストラインが実現されるとともに、後方に拡大されたリヤサイドウインドがダイナミックかつ優雅なサイドビューを実現した。
インテリアでは、最高品質を誇る南ドイツ産の牛皮等を使用し、サテンのように滑らかな手触りで通気性にも優れたメリノレザーインテリアが施されたほか、中央部分をレザー仕上げとした専用のアルカンタラ・アンソラジット・ルーフ・ライニングなど、高級感あふれる室内が演出されている。
また、Mモデル専用のMビューモードを備えたフルカラーのBMWヘッドアップ・ディスプレーも採用されており、エンジン回転数や最適なシフトタイミングなどの情報がフロントガラスのドライバーの視界内に投影されるなど、高速走行時の高い快適性も備えられた。