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マクラーレンの実質「ナンバー1」はバトンとの意見

2013年01月15日(火)8:09 am

マクラーレンは2人のドライバーを平等に扱う「ジョイントナンバー1」を掲げるチームだが、2013年の事実上の「ナンバー1」ドライバーはジェンソン・バトンだろう。

マクラーレンがF1チャンピオンに育て上げたルイス・ハミルトンがメルセデスAMGに移籍し、2013年シーズンからセルジオ・ペレスがマクラーレンに加入した。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュはペレスとバトンは完全に平等だと主張しているが、元F1ドライバーのマーティン・ブランドルとサー・ジャッキー・スチュワートは、バトンが優遇を受けると考えている。

ウィットマーシュは『Sky(スカイ)』の取材に「(平等は)チームの主義なんだ。2人は平等に扱われる。チーム内での競い合いは良いことだと考えている」と話している。

しかし、F1で3冠を成し遂げたスチュワートは『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』に「今年は対等な立場とかそういう問題ではない」と、マクラーレンでの4シーズン目を迎えるバトンが優遇される理由を語っている。

「このビジネスを理解しているばかりか、これまでも一緒にいて、(チームを)見て共にやってきた人間がジェンソンだ。ジェンソンは自分をナンバー1ドライバーだと考えるべきだ」

マクラーレン所属経験があるブランドルも、スチュワートと同じ意見を『Speed Week(スピード・ウィーク)』に明かしている。

「ルイスがチームを離脱した今、ジェンソンが主導権をとるだろう。ジェンソンはリーダーとしての役割に集中できるようになり、また成長するのだと思うよ」

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