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コバライネン、「敬意」の欠如がF1シート確保のネック?

2013年01月15日(火)8:07 am

2013年シーズン以降のシートがいまだに決まらないヘイキ・コバライネン。2012年シーズンまでを共に戦ったケーターハムは、コバライネンと契約更新に至らない理由をチームへの「敬意」の欠如だと話している。

IMGのマネジメントを受けているコバライネンは、下位チームであるケーターハムよりも良いチームへの移籍を望んでいたが、2013年のF1レースシートを確保すらできていないのが現状だ。

ケーターハムF1の技術部門責任者からケーターハム・グループ全体の技術管理統轄者に昇進したマイク・ガスコインは、3シーズンをケーターハムで過ごし、ドライバーとしての評価も高いコバライネンについてこう話している。

チームにスポンサーを持ち込むのと引き換えにシートを得る「ペイドライバー」の獲得を含め、ケーターハムがコバライネン放出を検討していることは2012年シーズン終了前から言われていたが、今回ガスコインがこれを認めた。

ガスコインはウェブサイト『crash.net』に次のように語っている。「ゲームの本質がわかったんだ。チームの景気は簡単に上下するってね」

「ケーターハムは他の新規参入チームと比べて非常に堅実に仕事を進めて、プロとしてやってきた。しかし、今は一歩後退して“よし、まっすぐ前進するのはやめて、予算と投資を管理し、長期的に参戦するための環境づくりをするべきだ”と決めたんだ」

資金難がささやかれるケーターハムのドライバー候補には、2012年に続く起用となるビタリー・ペトロフと、ウィリアムズを放出されたブルーノ・セナが挙がっている。

「今回のことは、ほんとうに残念だよ。ヘイキはとても才能のあるドライバーなのに、昨年、ヘイキのマネジメントは彼をうまくコントロールできず、ヘイキ自身も自分に有利になるような行動をとらなかった」

「ヘイキは3年間ケーターハムに所属し、チームは彼に十分な報酬を払ってきたのだから、ヘイキはチームにもっと敬意を表すべきだったんだよ」

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