NEXT...F1開催スケジュール

ライコネンのF1転向を惜しむラリードライバー

2013年01月11日(金)16:28 pm

キミ・ライコネン(ロータス)と同じフィンランド人で、2012年WRC(世界ラリー選手権)で総合2位となったミッコ・ヒルボネン(シトロエン)は、今もライコネンのF1再転向を惜しんでいる。あのままラリーを続けていたら、もっと実力を伸ばしただろうとヒルボネンは考えているようだ。

マクラーレンからフェラーリへとトップチームを渡り歩き、2007年にはフェラーリでF1世界チャンピオンとなったライコネン。2012年にはロータスからF1復帰し、ランキング3位を獲得した。

ライコネンがF1に背を向けたのは、2010年。当時、ルノー(現ロータス)からフェルナンド・アロンソを迎えたフェラーリに別れを告げてラリー界に転向を決意 、WRCの大舞台で2年間を過ごしている。

その間のブランクを物ともせず、2012年に華麗なF1カムバックを果たしたライコネンについて、ヒルボネンはフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙に、こう語った。「そうだね、特に驚きはないな」

「あの男はF1のドライビングを熟知している。キミがF1に戻るという話をきいたとき、クルマさえ良ければ、生き残るだろうと思っていた。案の定、キミはがんばったよね」

しかし同時に、昨年もラリーを続けていたらもっと成長できただろうにと、ライコネンのF1再転向を惜しむヒルボネン。

「間違いなく結果は上向いただろう。でも、その度合いはキミがどれほど練習走行やテストに熱意を示したかによるけどね」

「いずれにしろ、3年目のシーズンは絶対にもっと速く走れたと思うよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック