BMWは10日(木)、同社の日本市場における2012年の販売実績を発表し、BMWグループの販売台数が外国メーカー輸入車中トップとなる5万7,314台となったと発表した。
内訳は、BMWブランドが4万1,102台(対前年比約20%増)、同社が販売するMINI(ミニ)ブランドが過去最高となる1万6,212台(対前年比約15%増)となっており、BMWブランド、MINIブランド共に、2010年から3年連続で販売台数を伸ばした。
BMWでは、この販売台数拡大の成功要因として、クリーンディーゼルエンジンを搭載したブルーパフォーマンスモデルの投入などを軸とした環境戦略「エフィシェントダイナミクス」に基づいた販売活動が功を奏したことに加え、日本カー・オブ・ザ・イヤー、RJCカーオブザイヤー・インポートで2冠を達成した新型BMW3シリーズや、MINIクロスオーバーなど、2012年に市場投入したニューモデルが好評だったことをあげている。
BMWでは今年2013年にもエフィシェントダイナミクス戦略をさらに加速させるとともに、積極的な製品攻勢をかけたいとしており、第一四半期中にMINIブランドでは7モデル目となる「ペースマン」を導入するのを皮切りに、BMWブランドからもニューモデルを発表する予定にしている。また、2013年内には、電気駆動の次世代自動車となるメガシティ・ビークル「i3(アイ・スリー)」も発表されることになっている。