フォルクスワーゲングループジャパン(以下VGJ)は10日(木)、2012年1月から12月までの新車登録台数(乗用車のみ)が、56,188台(前年比+11.0%)となり、2003年以来10年ぶりに5万6,000台を突破するとともに、JAIA(日本自動車輸入組合)発表の「輸入車ブランド別販売台数」において13年連続で第1位を獲得したと発表した。
また12月単月の新車登録台数は5,571台(前年同月比+32.9%)にのぼり、12月単月としては過去最高の記録達成を果たすとともに、「外国メーカー車モデル別新車販売台数」でも、「ゴルフシリーズ」が25年連続で第1位となっている。
VGJは、2012年に「ザ・ビートル」、「up!」など4つの新型モデルを発売しているが、特に10月に発売された「up!」は発売から約3か月間で累計受注台数が6,200台を突破する好調ぶりを示し、このうち約4,300台が2012年中に登録され、実績面に大きく寄与したとされている。
また、「ゴルフ」に新グレード「マイスターエディション」を追加したことや、ミニバンシリーズ「クロストゥーラン」の導入、さらには「シャラン」に駐車支援システム“パークアシスト”を設定したり、コンパクトSUV「ティグアン」に前輪駆動モデルを導入するなど、既存モデルの商品力強化を行ったことも販売実績拡大につながった。
VGJでは2012年度に4店舗を新規出店したのをはじめ、最新のコーポレートデザインに基づく店舗へのリニューアルを過去最大規模となる約40店舗で実施するなど、販売ネットワーク充実化に力を入れているが、2013年にはフォルクスワーゲンが日本での正規輸入開始60周年を迎えることもあり、1月から「フォルクスワーゲン60周年記念キャンペーン」を開始するなど、さらなる販売拡大を目指す。
VGJの庄司茂社長は、「2013年も昨年の勢いを維持しながら、お客様のニーズに合った新型モデルの導入、販売ネットワークのさらなる充実とアフターサービスの強化、お客様により身近に感じていただけるコミュニケーションを実施していきます。そして、60周年の記念すべき年に、フォルクスワーゲンの販売で過去最高の販売台数を目指します」と述べている。
60周年キャンペーンの実施概要については下記60周年記念ウェブサイトで紹介されている。
「Volkswagen 60th Anniversary」:http://www.volkswagen.co.jp/60th/top/