国を挙げての支援を受けるパストール・マルドナード(ウィリアムズ)は6日(日)、ベネズエラ大統領で病気療養中のウゴ・チャベスの回復を公の場で祈った。
27歳のマルドナードは国営石油会社PDVSAから資金援助を受けており、昨年末にベネズエラ統一社会党のチャベス大統領が再選されると、ツイッターで次のように安堵の声をあげた。
「民主主義、万歳!」
ところがその後、チャベス大統領はキューバで肺がんと感染症の治療に入ったまま、まだ帰国を果たしていない。
10日(木)に宣誓式を控える中、チャベス大統領の反対派は、式に間に合わないなら憲法に則って大統領権限を返上すべきと主張している。
『AP通信』が伝えるところによると、マルドナードはほかのスポーツで活躍するベネズエラ出身の選手とともに首都カラカスの教会を訪れ、「(チャベス大統領が)すぐにでもわれらの手に戻るよう」祈りを捧げたという。