NEXT...F1開催スケジュール

ベッテルのクルマに乗っただけでは優勝できなかったとシューマッハ

2013年01月04日(金)11:00 am

2012年で2度目の引退をしたミハエル・シューマッハについて、F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、トップクラスのマシンだったら成功できただろうと語った。

F1史上最多の7冠を達成し、通算91勝を挙げて、およそ20年にわたって活躍したシューマッハだが、2010年に現メルセデスAMGからF1復帰を果たしてからの3年間は、目立った活躍もないまま1勝も挙げられずに2度目の引退を迎えた。

「もしレッドブルかフェラーリだったら、ミハエルはまた優勝していただろう」とエクレストンはイタリアの新聞『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』に話した。

「彼は、もっと確たる保証を求めるべきだったんだ。(成功できなかったのは)クルマのせいなんだから。それで今や彼の名声は汚されてしまった」とエクレストンは述べている。

一方シューマッハ本人は、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌の新しいインタビューで、レッドブルだったら絶対に優勝できていたと断言しようとしなかった。

「ああいうクルマに乗っていたら、ああいう(トップの)ドライバーたちと走っていただろうという点は賛成だ」

「今のレッドブルやマクラーレンに乗っていたらレースに勝っていたかどうかというのは、いい質問だね」

「ただクルマに飛び乗ってすぐに勝つというものではないんだ。ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)仕様のクルマを、シューマッハ仕様のクルマと同じように速く走らせることができるか? たぶんできないね」とシューマッハは語っている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック