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ブエミ、フォース・インディア入りの可能性は消滅

元トロ・ロッソのドライバーだったセバスチャン・ブエミは2013年のF1シート獲得のチャンスが消えたという知らせのもとに新年を迎えることになってしまったようだ。

スイスの『Blick（ブリック）』紙は、ブエミはフォース・インディアのシートを狙っていたものの、その候補からはずされたことを伝えられたと報じている。

ベテラン記者のロジャー・ブノワによれば、2011年シーズン後にトロ・ロッソのシートを失っていたスイス人ドライバーのブエミは、2012年にはレッドブルのリザーブドライバーとなっていたが、2013年もその契約を更新するよう努めることになるだろう、としている。

ブノワは、ブエミはフェラーリのテストドライバーになるのではないかとのうわさもあったものの、「できる限り早く」レッドブルとの新しい契約を結びたいと願っているとし、次のようにつづっている。

「ブエミは現時点ではコメントしないだろう。まず彼としては今後の身の置き場を確保する必要があるからね」

『Blick（ブリック）』は、フェラーリの育成ドライバーであるフランス人ドライバーのジュール・ビアンキ、元フォース・インディアのエイドリアン・スーティルの2人が、ポール・ディ・レスタ（フォース・インディア）の新たなチームメート候補として有力視されていると付け加えている。