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F1タイGP、2015年から開催へ

かねてからF1開催候補地として名を挙げられていたタイだが、ついに2015年からF1カレンダーの中に名を連ねるようだ。

当初は、2014年からタイの首都バンコクでF1開催を目指していると報じられていた。

しかし、F1の最高権威者のバーニー・エクレストンは『Wall Street Journal（ウォール・ストリート・ジャーナル）』に、タイでのレースは2015年からになるとコメント。ちなみに、タイGPはシンガポールGPと同様に夜間に人工照明の中で行われ、サーキットも市街地コースとなる予定だ。

「われわれの当初の計画では、F1レースは2015年の序盤戦ではなく、2014年にここで開催される可能性が大きかった」と、タイのスポーツ庁長官を務めるカノクファンド・チュラカセムは『Bangkok Post（バンコク・ポスト）』に語っている。

また、タイ出身のチャリアオ・ユーウィッタヤーが共同オーナーでもある世界的エナジードリンクメーカーのレッドブルが、グランプリ開催の準備に一役買っていると見られている。

「タイがF1のレースを誘致することは、ほぼ100パーセント確かなことだ」と、レッドブルの代理人ミハエル・デ・サンティエステバンは明言している。そして、サンティエステバンとエクレストンは先月、会談の場を設けていたとも報じられている。

そして「タイがカレンダーに加わることによって、現在レースが行われているレースのどれかが削られるだろう」と付け加えた。