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マルシャ、来季はマックス・チルトンを起用

2012年12月17日(月)20:18 pm

マルシャの共同オーナーであるニコライ・フォメンコが、2012年にマルシャのリザーブドライバーを務めたイギリス出身の新人、マックス・チルトンが来季マルシャのレースドライバーとしてF1デビューを飾ることになると認めた。

2010年に、当時ヴァージンと名乗っていたチームの株式を取得し、共同オーナーとなっていたロシアの自動車会社マルシャ・モーターズの社長であるフォメンコは、ロシアの記者に今季限りでケーターハムへ移籍を決めたシャルル・ピックの後任ドライバーについての質問を受け、それに対してGP2(F1の下位カテゴリー)のドライバーであるチルトンの名前をあげたと、フランスの『RMC』、スイスの『Speedweek(スピードウィーク)』、そしてフィンランドの『MTV3』らが一斉に報じている。

チルトンの父親のグラハムは、アメリカに本拠を置く保険ビジネス企業であるエーオン社の幹部であり、報道によればチルトンの加入により、チームには1150万ユーロ(約12億7,000万円)の資金がもたらされるという。

一方で、フォメンコは、マルシャが1億2,500万ドル(約105億円)もの負債を抱えているとの報道を否定し、次のように語った。

「われわれに負債はある。だが、最近分かったところでは、1億2,500万ドルという額ではない」

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