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グティエレス、F1デビューへの準備は「100パーセントではない」

2012年12月15日(土)11:36 am

エステバン・グティエレスは2013年のF1デビューは簡単なものにはならないかもしれないと認めている。

メキシコ出身で21歳になる新人グティエレスは、同じメキシコ出身で今シーズン限りでザウバーを離れ、マクラーレンへと移籍するセルジオ・ペレスの後任として、来シーズンからレースドライバーとしてザウバーのハンドルを握ることになる。そのグティエレスにも、ペレスと同様に、メキシコの大手通信会社テルメックスからの支援がある。

2012年、グティエレスはF1直下のレースカテゴリーのGP2を、総合3位の成績で終えた。

「F1が簡単ではないということは、重々承知しているよ。モータースポーツの最高峰だからね」というグティエレスのコメントを、ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』が掲載している。

「僕がGP2で一貫性を欠いていたことは本当のことだ。でも、僕のキャリアの中で一番実りの多かったシーズンだったと思う。このような経験が将来に向けた展望を明るくしてくれるんだ」

「F1では一貫性をつかめるように努めたい。それができたら、もっと上の結果のことを考え始められるだろうね」とグティエレスは付け加えた。

「まずは、一歩ずつ前に進んで、(F1に)慣れることさ。そして、シーズンの始めはすごく重要になるだろう」

グティエレスは、自身がF1の世界に飛び込む準備が整っていると確信を持って言うことはできないと認めている。

「その判断をするのは難しいから、僕の準備が100パーセント整っているって発言することに意味はないよ」

「でも、運転そのものやチームへのフィードバックのためのクルマの知識を深めるために、コースにいられる時間のすべてを費やして、本当にベストを尽くしている」

「F1では、これが肝心なんだ」とグティエレスは締めくくった。

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