スバルは、12月13日(木)に開催された「オートカラーアウォード2013」(主催:一般社団法人日本流行色協会)において、同社が販売するインプレッサ XV(外装色:デザートカーキ、内装色:ブラック)がグランプリを受賞したと発表した。
オートカラーアウォードは「Good Color for Good Car―いい車は色が美しい」をテーマに、優れた色彩の自動車デザインを表彰することによって、優れた製品が社会に普及することを目指し、1998年から毎年実施されている顕彰制度だ。スバルとしては同賞において3年連続7度目の受賞を果たしているが、グランプリを受賞したのは今回が初めてとなる。
インプレッサXVは「Urban Adventure(アーバン・アドベンチャー)」をコンセプトに、何気ない日常を冒険に変える、新しい価値を提案するクルマとして開発され、今年10月に発売されたモデルだ。受賞対象となった外装色のデザートカーキはそのコンセプトを表現するためにXVの専用色として設けられたもので、ユニークでタフ、使い倒せる道具らしさを演出しながらも、都市の風景にも映えるモダンなソリッドカラーとなっている。
今回のグランプリ受賞は、その渋めの色とカラーコーディネーションにそったデザインが高く評価されてのもの。審査員からは「ソリッドカラーだが立体感、豊かな表情を創出している/プロテクターの黒とあわせる色として出てきたこの色はとてもインパクトがあり、ボディと樹脂パーツのコーディネートの新しい可能性を感じた/今までクルマでは見たことのない新鮮な色み/クルマのキャラクターに合った色、時代性もある」などといった評価が寄せられた。
今回受賞対象となったデザートカーキのボディーカラー受注割合は、同モデル全9色中で14.0%(11月末時点)を占めているという。