F1フランスGPの復活がうわさされているが、その決定権はFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長にはないようだ。
ポール・リカール・サーキット、そしてマニ-クール・サーキットがF1フランスGP復活に向けて尽力したにもかかわらず、2013年F1開催カレンダーに残された最後に空席を得る開催地には、トルコGPあるいはオーストリアGPが有力視されている。
しかし、フランスのパリに拠点を構えるF1の統括団体FIAのトップがフランス人のトッドであることが、F1フランスGP復活の足がかりにはならないのだろうか。
これについてトッドは、フランスの報道陣にこう話している。「本件はFIAやFIA会長が決められる問題ではない」
「フランスのモータースポーツ協会や開催地域、フランスの政府側が決めることだ」
「モータースポーツに情熱を傾ける人と同じように、私自身はF1フランスGP復活が実現すれば喜ばしく思う」
「私のところまでその話が回ってくれば、私にとってお気に入りのこのグランプリ復活に力をつくそう。しかし、まだその段階ではない」