ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)は不調期の「波」にハマった、そんな見方をフォース・インディアが否定している。
昨年F1にデビューし好評を得て、2012年に入っても前半は走りでチームメートのニコ・ヒュルケンベルグを上回っていたディ・レスタ。ところがシーズンを折り返すと、ヒュルケンベルグにやられっぱなしのレースが続いた。
そのヒュルケンベルグがザウバーに移籍するが、ディ・レスタは2013年もフォース・インディアのシートを確保するとみられる。
そんなディ・レスタの2012年シーズン後半について、チームCOOのオットマー・サフナウアーは、『Speed Week(スピードウィーク)』で次のように話している。「好不調の波について話すのは時期尚早だ」
「もちろん、われわれだってシーズン後半に起きた事態を認識している」
「ドライバーとしてのポールの状態も、チームは把握していると言っておくよ」
ディ・レスタによる2012年後半の不振について『スピードウィーク』は、次のように締めくくっている。「ディ・レスタの好不調はパターン化してしまったのか? それは来シーズン、より明らかになるだろう」