高級腕時計メーカーとして知られるスイスのロレックス社がF1の公式計時メーカーとなる契約を結んだことが明らかとなった。F1公式サイトによれば、この「大型契約」は「長期にわたる」ものだという。
ロレックス社の最高経営責任者であるジャン・リチャルド・マリーニは、今回の契約に関し、次のように述べている。
「これはロレックスにとってワクワクするようなステップだ。F1とわたしたちのブランドの組み合わせはとても自然に感じられるものだし、すべての素晴らしいパートナーシップがそうであるように、ほとんど説明を要しないものだ」
これまでは、F1のタイム計測においては韓国の電機メーカーであるLGのロゴマークが掲げられていた。
だが、5日(水)に出された声明の中で、ロレックスは「それぞれのグランプリ開催中に、さまざまな場所でタイム計測を行う」としており、来年からはロレックスのロゴがサーキット周辺に掲示されることになるようだ。
F1最高責任者のバーニー・エクレストンも、「ロレックスがF1のような世界規模のスポーツシリーズにふさわしいパートナーであることは疑いようもないことだ」と語った。