セバスチャン・ブエミは、現在もフォース・インディアの2013年F1シート獲得を目指して動いていると語った。
24歳のブエミは、2011年シーズン末でトロ・ロッソのシートを失い、2012年シーズンは姉妹チームのレッドブルでリザーブドライバーを務めてきた。『Blick(ブリック)』紙に対して、今シーズン不安定だったロータスのロメ・グロジャンの後任候補としても名前が挙がっている可能性があると話した。
『Blick(ブリック)』によると、レッドブルとの契約延長はすでに「検討中」だという。
しかし、ブエミは次のように語った。「でもフォース・インディアの回答を待っているところだ。ロータスについては何もはっきりしていない」
「幸い、ほとんどのチームは僕のことを忘れていなかった。これ以上できることはないよ」
現在ブエミのマネジャーを務めるのは、伝説的なF1ドライバーである故アイルトン・セナのマネジャーとして有名なジュリアン・ジャコビだ。
ブエミと同様に2013年の残りのシート獲得を目指して動いているのが小林可夢偉だ。ザウバーからの放出が発表になった11月末に募金サイト『KAMUI SUPPORT』を立ち上げてから、活動資金としてファンから多額の寄付が寄せられている。
スペインのスポーツ紙『AS』は、これまでの募金額が100万ユーロ(約1億円)を超えたことを伝えている。