ジャガー・ランドローバーは、12月9日(日)まで開催されている2012ロサンゼルスモーターショーで、「XFR-S」など新型高級モデル3車種を発表・展示している。
まず、ジャガーの歴史の中でも、かつてない最高速度、最高出力を誇るスポーツサルーンのXFR-Sが世界デビューを果たしている。このXFR-Sは、ジャガーのウルトラハイパフォーマンスシリーズであるR-Sレンジにおける2台目のクルマであり、XKシリーズ最強モデルであるXKR-Sと同じユニットを搭載し、さらに新型の2シータースポーツカーである「Fタイプ」のエンジニアリング技術が組み合わされた、ジャガーXFサルーンシリーズの中でも最強の1台となる。最高出力550ps/6500rpm、最大トルク69.4kgm/2500-5500rpmを誇り、0-100km/h加速は4.6秒、最高速は300km/h(リミッター作動)に到達する。
続いて、今回北米デビューを飾るのが、ジャガーの新型2シーターモデルの「Fタイプ」だ。今回展示されるのは、初公開となるオプションの「ファイアサンド塗装」や「ブラックパック」デザインが施されたV6 Sモデルで、ユーザーが自分好みの1台とするためのオプション選択バリエーションなどが紹介されている。
さらに、今回のLAモーターショーでは、「レンジローバー」の2013年型モデルも初公開される。世界で初めて軽量のフルアルミニウムボディーを採用したSUVとして登場する新型レンジローバーは、ランドローバーブランドのフラッグシップモデルとして、さらに洗練された高級感あふれるSUVとして仕上げられている。アルミニウムボディーの採用により、パフォーマンス面が大きく改善されたとともに、燃費やCO2排出量も低減されているという。