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ベッテル「一番大事だったのは、自分たちらしくあり続けたこと」

2012年11月26日(月)10:05 am

レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、インテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGP決勝を4番手からスタートして6位になり、F1史上最年少での3連覇を果たした。

セバスチャン・ベッテル
「今頭の中を駆けめぐっているものが何なのかよく分からないよ。アドレナリンがあふれている。信じられないようなレースだった。今日は、僕たちに不利になる可能性のある、ありとあらゆることが、全部起きたんだ! 4コーナーを曲がっていったら、訳の分からないうちに反対方向を向いていた。それで前に向きを直さなきゃならなくて、幸運にも誰も僕にぶつからなかった」

「クルマはダメージを受けてストレートのスピードがなかった。路面が乾くとさらに悪くなった。でも幸い、また雨が降り始めたんだ。今週末はずっと、僕たちをある方向へ押しやろうとして、雨が降ったら僕たちに不利だと言っている人たちがいた。でも今日は、ドライと同じくらい雨のコンディションも好きなんだということを証明したよね」

「本当にうれしい。シーズンを通して一番大事だったのは、努力を続け、自分たちらしくあり続けたことだった。自分たちの仕事をして、自分たちが知る道から離れなかったよ。それが違いを生んだんだ。駆け引きを仕掛けてくる人がいても、絶対に気持ちをそらさずに、自分たちの道を進んだ」

「ミルトン・キーンズ(チーム本拠地)にいるスタッフもサーキットにいるスタッフも全員が、常に一生懸命努力し続けて、シーズン後半に一歩有利に立つことができた。チームとルノー(エンジンサプライヤー)の全員に感謝したい。このチームの中に、ほかの誰かより大事な者は1人もいない。全員が一緒に努力し、お互いに力を合わせた。1つの大きな力になったんだ。そのことをすごく誇りに思う」

「こんなことが起きるなんて現実じゃないみたいだ。3回目のタイトルを獲得できて、しかも僕のヒーローの1人であるアイルトン・セナの故郷で決められたなんて、なかなか言葉にできないよ。クルマの中で泣いていたけれど、無線が壊れていたから、それも喜ぶべきかな! たぶん明日になったらもっと話せると思う。でも今は、いい言葉が見つからないんだ」

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