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レッドブル「ハラハラして気が気じゃなかった」

2012年11月26日(月)7:58 am

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が3年連続3度目のF1王者に輝いた。

2012年の最終戦、F1ブラジルGPでシーズンは幕を閉じ、レースでは表彰台を逃したベッテルがフェラーリのフェルナンド・アロンソに3ポイント差をつけて年間タイトルを獲得した。ベッテルは1周目の接触でスピンを喫して車体にダメージを受け、雨が降ったりやんだりを繰り返す中、無線の故障やピットでの問題を乗り越えて6位でチェッカーを受けた。

「皆ハラハラして気が気じゃなかった」

「私なんかは15歳位一気に年を取ったよ」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーはイギリスのテレビ局『Sky(スカイ)』に語っている。

ベッテルの祝福がどこかで始まるころ、レースの表彰式は妙に静かに執り行われた。年間タイトル競争で敗北した2位のアロンソの目に喜びはなく、自国グランプリで3位のフェリペ・マッサ(フェラーリ)はすすり泣くメカニックたちの前で必死に涙をこらえていた。

「何かをした時、100パーセントの気持ちを込めてやったのなら、自分やチームを誇りに思わなくちゃいけない、そしてまた来年挑戦するんだ」とアロンソは語った。

表彰台のインタビュアーを務めた3度の元F1チャンピオン、ネルソン・ピケは、このブラジルGPを「今まで私が見たF1レースで一番興奮した」と評した。

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