フェラーリのフェリペ・マッサは、インテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGP決勝を5番手からスタートし、3位になった。
・【写真ギャラリー】F1ブラジルGP日曜 決勝の様子 その1
フェリペ・マッサ
「母国レースで表彰台に駆け上るのはすごく感動的だったよ。今シーズンが僕にとってどれだけ難しいものだったかを思い返して、赤ん坊みたいに泣いてしまった。最初のうちは悲惨だったけれど、最後のほうではとても強くなれた」
「フェルナンド(アロンソ/チームメート)は彼が今年成し遂げたことに対して誇りを持つべきだよ。彼はクルマが完ぺきではないときでも勝つことができたし、最後まで戦った。クルマはライバルたちのものと匹敵するレベルではなかったのにね。彼のタイトル争いは本当に見応えがあったよ!」
「それに、僕たちも自分たちが成し遂げたことを誇りに思わないとね。今日のレースはとても接近戦となって難しいものだったし、いろんなことが起こった。すぐにコンディションが変化して、どのタイヤを使うべきか判断することは簡単なことではなかったよ」
「スタートしたとき、雨が降り始めた。僕たちはそのままコースにとどまることを選択した。でも、そのまま長くとどまりすぎてしまったんだ。それで11番手にまで落ちてしまった。でもそこからはかなり速く走れて、大勢を追い抜いた。ひょっとしたら、今日は優勝さえ狙えたかもしれないよ。チームはコース上の状況や、タイトル争いに向けて、どうすることが有効かずっと情報を与えてくれていた。僕は、チームに対しても、僕のファンに対しても、正しいことをしたと思っているよ」