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小林可夢偉「自分なりのレースができた。来季シートを見つける努力を続ける」

2012年11月26日(月)5:47 am

ザウバーの小林可夢偉は、インテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGP決勝を14番手からスタートし、小雨により刻々と路面状況が変化する難しいコンディションの中、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を抜くなど上位争いを展開。最終的には9位でゴールした。

小林可夢偉
「いいスタートを切ってトラブルに巻き込まれずに済みました。レースの最初は良かったですね。そのあと小雨で難しいコースコンディションになって、マーク・ウェバー(レッドブル)のクルマと接触しました。そのため、8周してインターミディエイト(路面の水量が少ないとき向け雨用タイヤ)に替えるためにピットインした時に、ノーズも交換しなければなりませんでした。18周して2回目のピットインでハードタイヤ(硬め)に交換しました。どういう訳か少し長めのストップになってしまったのですが、それでもそのあとまた6位に戻りました」

「最後のピットストップは、1周遅すぎたと思います。コンディションはまたインターミディエイトに合う状況になっていました。しかし、天気予報は違うことを言っていたようですね。そのあと左フロントタイヤにも問題が出ました。終盤は、ミハエル(シューマッハ/メルセデスAMG)よりずっと速かったので追い抜こうとしたのですが、イン側はレーシングラインよりかなりぬれていて、リアのコントロールを失ってしまいました」

「全体として見れば、すごくいいレースだったと思います。自分なりのレースができて戦うこともできました。チームにとっても自分に取っても、一緒に走る最後のレースでポイントが獲得できてうれしく思っています。ザウバーには、一緒に素晴らしい時を過ごすことができて、お礼を言いたいと思います。今後は来年に向けて、F1のシートを見つける努力を続けます」

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