フォース・インディアのポール・ディ・レスタは、インテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGP決勝を10番手からスタートし、69周目にクラッシュを喫したものの、19位完走扱いとなった。
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ポール・ディ・レスタ
「すごく難しいレースだったし、天候が絶えず変わっていたから、正しい判断をするのは簡単なことじゃなかった。結局のところ、僕たちはかなり早い段階でインターミディエイト(水量が少ないとき用のレインタイヤ)に履き替えるという誤った判断をしてしまったんだ。僕がピットインしたらすぐに路面が乾き始めたからね」
「タイヤの性能がすぐに低下したので、またスリック(溝のないドライタイヤ)に履き替えようとピットインしたら、そのすぐ後にセーフティカーが入った。それでまた仕切り直しになったんだけど、再スタートのときにグリップが足りなくて、またいくつか順位を下げてしまった」
「終盤にまたインターミディエイトに替えたときには、もっと競争力があったし、8番手まで順位を上げた。不運なことに、もうゴール直前というときになって、最終コーナーでアクアプレーン(タイヤと路面の間に水の膜が生じ、グリップを失うこと)が起きてしまった。かなりの勢いで壁にぶつかったけれど、ケガはなかったよ」