フェリペ・マッサ(フェラーリ)が、母国レースのF1ブラジルGP決勝を前に、2戦連続で意図的にペナルティーを受ける可能性があるとのうわさに対し、「ギアボックスが壊れても、壊れたまま走る」と語った。
前戦アメリカGPでフェラーリは、タイトルを争うアロンソのグリッドを繰り上げるため、アロンソよりも予選で上位に入ったマッサのギアボックスの封印を破った。これにより、マッサはギアボックスの5戦連続使用規定に違反したとみなされ、5グリッド降格の処分を受けていた。
そしてブラジルGP予選では、再びマッサがアロンソよりも上位に。そこで、今回もフェラーリが同じことをするのではとのうわさもあるが、これに対しマッサは、『Autosport(オートスポーツ)』へ冗談交じりにこう話し、意図的にペナルティーを受ける可能性を否定した。
「もしそうなったら、壊れたギアボックスで走るよ」