レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、サンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われるF1ブラジルGP(11月25日決勝/最終戦)に向けて意気込みを語った。
セバスチャン・ベッテル
「4.3キロメートルのサーキットが、今年の世界選手権の最終章だ。インテルラゴスには熱狂的なファン、反時計回りでの運転、それにタチの悪い路面のでこぼこや、すごく高い標高といった要素が混ざっているから、ワクワクするレースになるだろうね。サンパウロは海抜1000メートルに位置しているから、空気が薄くてエンジンには過酷なんだ。そのせいで(エンジンパワーが)40馬力も落ちることになるんだよ」
「反時計回りの運転で生じる遠心力の影響で、長い左カーブでは僕たちの首の筋肉にすごく大きな負担がかかる。だから、サンパウロに向けて首の筋力を鍛えて、それ(反時計回り)に慣れるための特別なトレーニングに励んでいるよ」