ケーターハムが23日(金)、2013年のF1に挑むにあたり、シャルル・ピックを起用することを発表した。ピックは、ケーターハムのライバルチームであるマルシャに今季所属している。
ケーターハムは、もうひとつのシートは発表していない。
今季は、ヘイキ・コバライネンとビタリー・ペトロフが座っているが、コバライネンとは契約寸前まで話しが進んでいた。しかし、ケーターハムがチーム間で争うコンストラクターズ選手権で11位に後退し、コバライネンとの契約は停滞している。
コンストラクターズ10位でシーズンを終われば、多額の分配金が入るが、11位では分配金を手にすることができず、チームはペイドライバーを必要とする可能性が高い。コバライネンはペイドライバーになるつもりはないため、ケーターハムを離れる可能性が高い。
一方、ペトロフはこれまでロシア企業からの多額のスポンサーマネーを持っていたが、ロシア企業の援助が終了し、ペトロフも持参金が少ない模様。ペトロフのマネジャーがF1以外のカテゴリーを模索していると報じられていた。
ケーターハムのもうひとつのシートの発表はいつになるか、未定となっている。