アウディ、新開発エンジンを搭載した新型「Q5」を発売

2012年11月22日(木)16:50 pm

アウディ・ジャパンは、仕様変更が行われた新型「Q5」の発売を11月21日(水)に開始した。価格は579万円と673万円。

2009年に発表されたQ5に、発売4年目を迎えて新たな改良が施された。今回の仕様変更の核となるのが、新開発の2リッターエンジンと高効率な3リッターエンジンが搭載されたことだ。

新開発の4気筒ガソリン直噴2.0リッターターボエンジンは最高出力165kW(224PS)、最大トルク350Nm(35.7kgm)を発生。従来のエンジンとの比較で10kW(13PS)の出力向上を果たしながらJC08モード燃費は12.5km/リッターと大幅に燃費性能を高めている。

また3.0リッターV型6気筒ガソリン直噴スーパーチャージャーエンジンは、最高出力200kW(272PS)、最大トルク400Nm(40.9kgm)で、こちらも従来の3.2リッターモデルとの比較で2PS/70Nm プラスという出力向上を果たしながら、JC08モード燃費は11.1km/リッターと約15%の燃費向上を達成した。

これらはダウンサイジングコンセプトに基づいて開発された小型軽量な加給機の搭載をはじめ、スタート/ストップシステム(アイドリングストップシステム)などの採用により、エンジンの効率を高めたことによってもたらされたものだ。

エクステリアでは、まず新しいヘッドライトデザインが目を引く。バイキセノンヘッドライトユニットのほぼ全周にわたって配置されたLEDポジショニングランプが細く均質な光の環を作り出し、力強い表情をつくりあげている。またシングルフレームグリルは上部コーナーの角が落とされ6角形となり、縦方向のクロームバーとアウディリングがあたかも彫刻のような立体感を醸し出した。さらに、フロントバンパー、エアインレット、フロントフォグライトなどのデザインも一新されている。

インテリアでは、ステアリングホイールの形状が見直され、3本スポークの新デザインが採用されたほか、コントロールスイッチ類は細いクロームリングを備え、センターコンソールのパネルはピアノブラック仕上げとなった。3.0TFSIに標準で装着されるレザーパッケージ(2.0TFSIはオプション)では、3色のレザーシートが用意されるとともに、デコラティブパネルにも3種類のウッドパネルが準備される。

また、専用デザインのエアロパーツやスポーツサスペンション、19インチアルミホイール、スポーツシートなどを装着するスポーティーなS-lineパッケージもオプションで用意される。

新型Q5のモデルと価格
モデル/エンジン/税込価格
Q5 2.0TFSIクワトロ/2.0リッター直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ/579万円
Q5 3.0TFSIクワトロ/3.0リッターV型6気筒DOHCスーパーチャージャー/673万円
※ハンドル位置はどちらも右
※駆動方式はどちらもクワトロ(フルタイム4駆)
※トランスミッションはどちらも8速ティプトロニック

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